写真家ともいう。


長井さんを撮影したロイターのカメラマン、ピュリツァー賞受賞
昨年9月にミャンマーで反政府デモを取材中に殺害された日本人ビデオジャーナリスト、長井健司さんの姿を撮影したロイターのカメラマン、アドリース・ラティーフ氏が速報写真部門を受賞した。・・・

確かにこれは驚くべき一瞬である。狭い構図の中で、軍事政権による容赦の無い弾圧を告発するとともに、それをビデオに収めようと最前線に立った長井さんの精神性をも写し込んでいる。もちろん、選考者には凶弾に倒れた同業者に対する尊敬と、深い哀悼の気持ちもあったに違いない。
 
 
さて、写真の持つ可能性。という意味で、私が注目しているカメラマンが二人いる。
一人はモチ北澤浩一さんで、もう一人はズラMIXさん。
 
まずは北澤さん。

北澤 浩一:kitazawa@kitazawa-office.com
「Give A Whistle」http://www.kitazawa-office.com
コピーライター/デザイナー
写真家ともいう。

プロフィールから分かるように、北澤さんは写真家でもあります。
最近衝撃を受けた写真がコレ。*1

奥行きを感じさせない極まった凡庸さ。狙ってなかなかできるレベルではなく、確かな技術に裏打ちされていることが瞬時に理解できる。
 
次に、新進気鋭のカメラマン、ズラMIX。*2プロフィールは次のとおり。

1958年東京都出身。
東京都立国立高校卒。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。ネットワークプランナー。
データベース検索技術者。
1981年スタジオマン、カメラマンを経て株式会社ジャ○ンサイエンスプランニング入社。
イベントプランナー。

「カメラマンを経て」と少し謙遜している感もあるが、
この写真*3を見たら、その認識も一瞬で吹っ飛ぶであろう。

戦場か?と思わず錯覚を起こすような自然な手ブレ。
まさか明るい室内でこんな画面がブレるなんて!という感嘆も、全ては狙い通りなのだろう。まさに計算されたカオスである。
 
以上。すべて適当。
ドウシタラヨカトピア

*1:被写体のプライバシーに配慮し、一部モザイクを入れております。

*2:HIROMIXとの関係は不明。多分無い。

*3:被写体のプライバシーに配慮し、一部モザイクを入れております。