事件屋稼業
今回も当然ながらK.K.Kです。
さて、今回はまず北澤浩一さんのブログで『 黒崎 』検索してみました。
その結果を以下に抜粋。強調は引用者。
April 12, 2005
「緑色の坂の道」vol.3089まだ雨の坂。
■ トラブル・イズ・マイ・ビズニス。*1
「事件屋稼業」で深町が言う台詞である。
そりゃおまえ、津田スクールオブビジネスみてえなもんじゃないか。
と、インテリやくざの黒崎から突っ込みが入った。
ともいえるな。December 21, 2004
「緑色の坂の道」vol.2899冬の雀。
■ 灰色の空に鳥が飛んでいる。
私はつかれて、使い物にならなかった。
「もう若くはないのよ」
と、別れた妻に言われるのが深町丈太郎であるが、その頃深町はまだ30代半ばであった。
今深町がもし勤め人なら、定年が近い頃合いである。
古本屋で買った「部長・島コーサク」を眺めていると、団塊世代のネガとポジの関係にあるのが「事件屋稼業」であったと思われる。
一方は大企業の取締役になってゆき、他方は横浜で恐らくは今も探偵を続ける。
共通点は、別れた妻と娘がいることだ。
■ インテリヤクザ、黒崎を演じるには、やや枯れた原田芳雄さんがいいのかな、などと漠然と考えていた。河豚の立ち泳ぎの情報屋は、宍戸丈さんであろうか。
ま、そうもゆかないだろうが、この季節、横浜というのは灰色である。
街全体がモルタルでできているのではないかと思われる。
私は本牧の辺りから脇道に入り、クリークの傍にある中華屋で不味いラーメンを食べるのが趣味だった。
黄金町の辺りには近づかない。
賢明なKKK読者は既にお気づきかもしれないが、次の漫画の話であると想像できます。
原作者は黒崎さんの中の人ではないかと、よくわかんない人が呟いていた人物。
漫画は平田弘史と根本敬しか読まない私は、内容に関しては存じ上げないが、
Wikipediaを眺めてみると、登場人物が極めて興味深かったのでピックアップ。
深町丈太郎
愛称シャーク深町。1948年11月25日、神奈川県川崎市生まれ、射手座。杉本歯科医院の3階を間借りして「シャーク・インベスティゲイション・オフィス」を開業する。金に汚い反面、時折損得抜きの仕事にのめり込む。妻・川島澄子とは生活観の違いから離婚しているが、まだ未練を残している。一人娘・カオリがいる。* 深町丈太郎の生年月日は、1巻では12月となっているが6巻の「深町丈太郎年譜」では11月25日となっている。生年はどちらも1948年。
黒崎潤一
1940年、東京都生まれ。インテリヤクザで深町丈太郎の年長の友人。独身。のち黒崎興業を起こして経済ヤクザとなる。「損をしない限り他人に親切」「金のために生き愛のために死ぬ」「民主的とは悪党の逃げ口上だ」などの名言がある。
フグの立ち泳ぎ
本名不詳。護身用22口径ピストルから対戦車砲まで幅広くリースする港の銃専門のリース屋。深町丈太郎が大きな事件に首を突っ込みすぎて命を懸ける時、銃を借りに来る。ただし借りていくのはいつも安い粗悪な銃。